「正欲」の読書記録
多様性が謳われるようになって、受け入れられる器は大きくなった。個人が尊重され、違いが認められるようになったことは、息がしやすい社会に近づく一歩なのだろう。
それでも、「多数派=普通」という思考は根強く残っていて、そこから外れないことが正しい世界のまま。すべての嗜好や感情を理解することはできなくても、理解できない感情も存在して、そういうものだと認められる社会であれば、生きづらい感情も減るのかもしれない。
誰かを傷つけない、法律を破らない、そういう社会秩序を守るための基本的なところが守られているのであれば、自由に生きられる社会であってほしい。